コーヒーを抽出した後のかすって捨てるのもったないですよね?毎日コーヒーを淹れると結構な量のコーヒーかすが出ます。そのコーヒーかすを上手に再利用出来たら嬉しい♪
そこでオススメなのがコーヒーかすを使った肥料です!コーヒーかすで肥料がなぜ作れるのか?それはコーヒーが自然の植物から作られているという事が大きな要因なんです。
でも、そのままコーヒーかすを畑に撒いたところで栄養価の高い肥料にはならない。コーヒーにはもともと発芽阻害物質という成分がふくまれているので、むしろコーヒーかすは畑の作物の成長を阻害してしまいます。
そこで、コーヒーかすを利用した養分満点の肥料の作り方を紹介します。コーヒーかす肥料作りの7ポイントを押さえてしまえば簡単に作る事が可能です。植物やお花の肥料として上手にコーヒー抽出かすを再利用してみよう♪
コーヒーかすで作る肥料の効果は?
コーヒーかすが肥料に向いている理由はコーヒーの形状と性質にあります。コーヒーは中に小さな空気穴がたくさんあります。(通常はこの穴のなかにコーヒーの香りのもとであるコーヒーアロマが詰まってます)この穴は畑の肥料にかかせない微生物が繁殖するのに適した環境なんです。
さらにコーヒーは強い酸性の物質なので肥料の臭いを吸収してくれます。コーヒーは肥料にするのに向いているんです。科学肥料と違い食品から作られているので安全性も非常に高いのです!
今回はダンボールを使用してーヒーかす肥料をつくります。悪臭が発生しない!コストが掛からない!寒い場所でも利用出来る!という3つの点からこの方法が一番オススメです。
コーヒーかす肥料を作ってみる
まずは栄養価満点の畑の作物の成長を促す為の肥料を作ってみます!
実際に必要な物は下の通りです。
<必要な物>
- ダンボール(出来れば2重構造)
- テーピングテープ
- ブロック(2個)
- コーヒーかす
- おがくず (オガコ、ココピート、わら、落ち葉でも代用可能)
- 腐葉土
- シャベル
- 使い古したTシャツやタオル
それでは作ってみましょう♪
<肥料の作り方 7ポイント>
- ダンボールをテーピングテープでしっかり補強(通気性がよいテープを使用する事)
- ブロックの上にダンボールを乗せる(通気性を確保するためブロックはダンボール端に設置)
- 水分対策のためにダンボールの底をダンボールや新聞紙で補強
- おがくずや落ち葉、腐葉土少々を7割程度まで入れる
- 毎日のコーヒーかすを入れて、その都度まぜる
- 使い古したタオルやTシャツでダンボール全体を覆う(防虫対策)
- 30日程度繰り返したら完成
注意点
コーヒーかすは乾燥させずに使用する為多くのコーヒーかすをいれると水分でダンボールがふやけてしまう可能性があるので調整が必要です!しっかりと、管理すればコバエや虫の発生は防げます。屋内でも可能ですが風通しのよい外に設置したほうが良いですよ。
防虫が可能? コーヒーかす+アロマオイル
コーヒーかすには防虫や猫よけの効果があります!直接、使用したい箇所に撒くだけでも効果はありますが、一手間加えるだけで効果がUPします。コーヒーかすに柑橘系のアロマオイルを2、3滴垂らすだけです。これで効果抜群です
※コーヒーかすは畑の作物に直接撒く事は避け周辺に撒く事をオススメします。
このコーヒーかすは猫よけにも使用する事が出来ます!最も効果を発揮した場所が砂場です。子供が遊ぶ砂場に近所の猫がフンをしてしまう!なんてこと多いですよね。
子供が安全で綺麗な砂場で遊ぶ為に、コーヒーかすを砂場に混ぜてあげる効果がグンとアップします♪
まとめ
コーヒーかすで植物の生長を促進する事が出来るなんて驚きですよね♪コーヒーの再利用方法は他にもあります!中でも一番注目されているのがコーヒーの消臭効果です。
(詳しくは「魔法の脱臭力!驚くべきコーヒーの消臭効果 9パターン」を参照して下さい)
上手にコーヒーかすを利用して賢いコーヒーライフを楽しんで下さい!