妊娠中はカフェインを摂取しない方がいいのか?という疑問が本当に多いんです!
妊婦はカフェインが豊富だと考えられているコーヒーの摂取は避けた方がよいと考える人たちもいます。
一方で、カフェインは体の健康をサポートしてくれる物質なので、適量の摂取であれば健康面でよい効果が得られるという声もあります。
実際の所、本当に妊婦はカフェインを取らない方が良いのでしょうか?多くの人達が興味を持っているこの問題について調べてみました!
本当にカフェインは妊婦に悪影響を及ぼすのか?
2008年に発表された文献で、1日に200mgまたはそれ以上のカフェインを摂取すると流産するリスクが2倍になると発表されました。
しかし、この後にカフェイン摂取と流産の因果関係は証明されてはいません。
この誤った学術発表が原因でカフェイン=妊婦に悪影響体にイメージが出来てしまったのかもしれません。
過剰なカフェイン摂取は悪影響であると言われています。
デンマークの研究者によると日常的に1日8杯又はそれ以上のコーヒーを飲む女性は、全くコーヒーを飲まない女性と比べて早産のリスクが2杯になると発表されました!
1日に8杯のコーヒーを飲む人は少数だと思いますが、カフェインを過剰に摂取した場合には妊婦に悪影響を及ぼします。
カフェインに限らずなんでも過剰摂取することは体に良いはずがありません。
実際はカフェインは母体に悪影響はない
適正量のコーヒー摂取は母体に悪影響がありません!それどころか、カフェインにはストレスを感じる際に分泌されるホルモンを減少させる効果がある事が大阪大学大学院医学研究で明らかになりました。
驚きの結果ですね!
この結果によるとカフェインは妊婦でも上手に付き合うことができる物質と証明されています。
では、どのくらいの量までならコーヒーを飲んでもいいのでしょうか?
妊娠中は何杯までコーヒーを飲む事ができるのか?
東京大学大学院医学研究科によると、妊娠中はコーヒーだけなら1日に3杯以内!お茶や紅茶も飲む場合は、1日に1杯が最適な摂取量です。
意外にもコーヒーよりも多くのカフェインを含んでいる飲み物があります。
それが玉露、ウーロン茶、栄養ドリンクです。最近流行りのエバジードリンクも大量のカフェインを含んでいます。
多くのカフェインを含んでいるこれらドリンクは妊娠中は控えた方がいいですね!
どうしてもカフェインが気になる人は?
「頭ではわかっているけど、どうしてもカフェインが気になる!」「やっぱり妊娠中のコーヒーでのカフェイン摂取は不安!」という人は、コーヒー豆から人工的にカフェインを取り除いたノンカフェインコーヒーがおすすめ。
New Health guide によると、妊娠中でも神経質にならずにノンカフェインコーヒーは飲む事は出来るとの事。
多くの専門家が過剰なカフェインを摂取しない限りは、出産の際に考えられる問題発生のリスクは高まらない!と言っています。
妊娠中でもカフェインがほとんど含まれていないノンカフェインコーヒーは安心して飲む事が出来ます。
米そんなノンカフェインコーヒーについての詳しく知りたいという方は、下の記事を参考にして下さい。
『話題のノンカフェインコーヒー豆 代表的な4通りの精製方法』