コーヒ事業者のための一大イベントSCAJ2017に行ってきました。コーヒーは世界中で注目されて人気が上がってきている文化の一つです。当日の会場は大勢の企業さんと珈琲関係者で賑わっていました。
毎年この時期に東京ビックサイトで行われるSCAJ2017はアジア最大級のコーヒーイベントです。私は今回で3回目の参加になりますが年々面白くなってきている魅力的なイベントです。
期間中はコーヒーに関する競技会が行われており大変な盛り上がりを見せていました。参加者さんが日頃培った技術を競っていましたよ。さらにはコーヒーを深くまで学ぶ為のセミナーまで盛りだくさんのイベントなんです。
そんなコーヒーの為のイベントSCAJ2017の様子はこちらから♫
目次
ロースター・珈琲自家焙煎店なら知っておきたいイベント
SCAJ2017はコーヒーの販売に携わる人であれば一度は見ておきたいイベントです。
最新のコーヒー情報・業務用機械・道具などが、多く展示されています。
日本でもいろんな特徴を持ったコーヒー豆販売店が数多く存在していますね。
やっぱり少しでも他のお店と違う強みや個性をを提供していきたいですよね!?
そんな思いを叶えてくれそうな目を引くアイテムやアイデアを豊富に見かけました。
以下の項目からお好きな項目へジャンプ出来ます。
フルーツやハーブの香りと甘み!フレーバーアイスコーヒー
暑い夏にぴったりなコーヒーといえばアイスコーヒー!!
昔から夏の定番であるアイスコーヒーも現在では様々な進化を遂げています。
そんな見ても飲んでも楽しい!新感覚のアイスコーヒーをご紹介します♪
このアイスコーヒーにイチゴが浮かんでいるおしゃれな飲み物はフレーバーアイスコーヒーです。
アイスコーヒーを抽出する水にあらかじめフルーツやミントなどで味や香りをほのかに付けるんです。
こうすることでアイスコーヒーがより華やかに感じられます。
さらにフレーバーアイスコーヒーにシロップや甘さを加えるとアイスコーヒーがデザートのように変化します。
とても爽やかで美味しかったです。今度、自分でも作ってみようと思います。
クリーミーな口当たりアイスブリュードコーヒー
UCCさんのブースで頂いた新感覚のアイスコーヒー♪
ビールのサーバーのようなおしゃれな機械から抽出されるアイスコーヒーはアイスブリュードコーヒーと呼ばれてます。
窒素ガスを含ませながらアイアスコーヒーを注ぐことがポイント。
ガスを含んだきめの細かい泡が発生し本当に柔らかい口当たりのまろやかなアイスコーヒーになります。
こちらのアイスブリュードコーヒーは以前に紹介していますので、詳しく知りたい方はこちらへ♪→新感覚アイスコーヒー♪ UCCのアイスブリュードコーヒーが凄い
地球に優しい食べられるエコなデミタスカップ
今回SCAJ2017で見つけたアイテムの中で一番面白いな!と思ったのはECOPRESSO(エコプレッソ)です。
クッキー生地で出来ている食べられるエスプレッソのデミタスサイズのカップです。
このECOPRESSO(エコプレッソ)は見た目の可愛さもさることながら、ゴミの出ない食べられるエコな容器としても注目を浴びています。インスタ映えすることからも1万程のいいね!が付いたそうです。
今後、いろんなカフェやコーヒーショップで見かける機会が増えていきそうなアイデア商品ですね。
女性に人気のカフェインレスコーヒー
コーヒーマーケットの中でディカフェ(カフェインレス)コーヒーは大きな注目を集めています。
ディカフェとは様々な方法を用いてコーヒー豆に含まれているカフェインを抜いたコーヒーのことです。
カフェインを抜く方法は幾つかかあるのですが、安全性が高さから主流になっている方法がこのスイスウォーター式と呼ばれる方法です。
写真の3種類のコーヒー豆のうち真ん中の深い緑の生豆がカフェインを抜いたも後のコーヒー生豆です。
生豆からカフェイン抜く方法ついて興味がある方は、それぞれの方法について解説しています。ぜひ、ご覧ください。→話題のノンカフェインコーヒー豆 代表的な4通りの精製方法
日本代表を決める白熱のコーヒー競技会
SCAJ2017の会場では様々なコーヒーの競技会会が行われていましたよ。
今年はジャパンバリスタチャンピオンシップ、ジャパンブリュワーズカップ、ジャパンカップテイスターズチャンピオンシップ、ローストマスターズチームチャレンジを見学することが出来ましたよ。
大会で日本チャンピオンになると世界大会への出場権を得ることが出来るという事もあり、とても白熱していました。
さらにコーヒー器具メーカーのハリオさんのブースでは、バリスタ世界チャンピオンの方がコーヒーの抽出を行なっており、その技術を一目見ようと、大勢のコーヒーファンが集まってきていました。
世界一の技術を間近で見られる機会も滅多にないのでとてもいい時間となりました。
コーヒー豆の品質確認に欠かせないカッピング体験
会場のいろんな場所でカッピング体験を行えるブースを見かけました。カピッングに参加すればお土産をいただけるということなので参加してみることに。
カッピングとは収穫したコーヒー農園や買い付ける側がコーヒー豆の品質を確認するために行われている方法です。専用のカッピングスプーンを使って勢いよく「ズッ」と口にコーヒーを含むことで、香り、味、雑味、苦味、酸味などを評価します。
現在ではコーヒー豆の品質も安定しているので、それほど低品質のコーヒー豆は少ないですが、昔は買って見たら品質が良くない!ということも多々あり、カッピングを通してコーヒ豆の品質を確認していたそうです。
産地や品種を隠しておこなるブラインドカッピングはとても楽しいので体験できる機会があればおすすめですね。
人気のスペシャリティコーヒーショップも参加
SCAJ2017の大きな楽しみは日本全国の人気自家焙煎店やコーヒーショップが参加しており、無料で試飲できることです。
人気のお店が提供しているコーヒーを、一つの会場で飲み比べすることができます。これはコーヒー好きにはたまらない贅沢かも知れません。
もちろん無料試飲はとても人気があるので結構並んでいました!
今回はニュージーランドから上陸し東京の清澄白河にお店を構えるALL PRESS(オールプレス)さん、フラットホワイトと京都小川コーヒーさん、UCCさんなど10カ所以上でコーヒーを頂きました。本当に楽しいイベントですね♪
まとめ
アジア最大級のコーヒーイベントSCAJ2017はどうでしたか?
最近では美味しい珈琲がいろんな街のコーヒーショップやカフェで飲むことができるようになりました。
そんな成長著しいコーヒーカルチャーを支えているのが、コーヒーに関わる全ての企業や人である!といことを改めて感じられるいい機会となりました。コーヒーに興味がある人もそうでない人も近くで行われているコーヒーイベントに足を運べば色々なことを感じることができ、またコーヒーがもっと好きになるかも知れませんよ。
また来年も参加して楽しみながらしっかりと学びたいと思います♪