コンデンスミルクとほろ苦いコーヒーを一緒に楽しむ飲み方!!「ベトナムコーヒー」を紹介♪
コーヒー生産国のイメージと言えば南米やアフリカが思い浮かぶ方も多いと思いますが、実はベトナムもコーヒー生産国として有名です。
ベトナム国民の間ではコーヒーは非常にポピュラーな飲み物として愛されています。
今回は専用器具を使用した美味しいベトナムコーヒーの入れ方を紹介しています。スイーツの代わりにもなる、甘いベトナムコーヒーは美味しいですよ♪
目次
ベトナムコーヒーの特徴
ベトナムコーヒーはコンデンスミルクと一緒に飲むとても甘いコーヒーです!!
では、なぜベトナムではコンデンスミルクとコーヒーを一緒に飲み始めたのでしょうか?
その理由はベトナムで収穫されるコーヒーの品種が他の国と比べて違う点にあります。
コーヒーには主にアラビア種とカネフォラ種という呼ばれる2品種があります。
(細かく分けると数100の品種に分かれていきます)
一般的にアラビカ種は高品質で貴重なコーヒーとされています。
シングルオリジンコーヒーや質の高いスペシャリティコーヒーなどはアラビカ種です。
もう一つのカネフォラ種の中にロブスタという品種があります。
ベトナムはこロブスタ種の生産量が世界第2位です。
ロブスタ種はコーヒーの病気として蔓延していた「サビ病と害虫にも強い」という特徴があります。
繊細なアラビカ種と比べ様々な気候に適応できる強さも持っています。
この様な理由でベトナムで多くのロブスタ種のコーヒーが栽培される様になりました。
昔のロブスタ種はクオリティが低くおもにインスタントコーヒーの原料として使用されていました。
最近ではロブスタ種のクオリティもかなり上がってきています。
ロブスタ種はブレンドコーヒーやエスプレッソに混ぜると
香ばしさやビターチョコのような風味を出す事が出来るアクセントとして注目されています。
ロブスタ種はほろ苦い風味が特徴なのでコンデンスミルクとの相性がとても良く
この様な飲み方がベトナムで広がっていったそうです!!
美味しいベトナムコーヒーの入れ方を紹介
ベトナムコーヒーで使用する器具はフランス伝統のコーヒーフィルターを使用しています。
ベトナムはフランスの領土だった事もあり様々な点で文化的な影響を受けているんです。
そんなベトナムコーヒーを美味しく入れるためのポイントはこちらです♪
1準備するもの
ベトナムコーヒーを作る前に準備するものはこちら!!
ベトナムコーヒー器具 / ガラス製のカップ / 深入りコーヒーの粉 / コンデンスミルク / お湯
2お湯を沸かす
適量のお湯を沸かします。
お湯が沸くのを待っている間にガラス製のカップにコンデンスミルクを注ぎます。
コンデンスミルクの量はカップの底が隠れる程度でオッケーです。
甘いコーヒーが好きな方は多めに入れて下さいね。
3器具に粉をセット
ベトナムコーヒー器具は上ぶたを開けると、中ぶたと細かい穴が空いたフィルターが見えます。
この中ぶたと穴あきフィルターの間にコーヒーの粉をセットします。
セットが完了したら中ぶたを締めます。
この時の締め方の強弱で抽出するコーヒーの濃さをコントロールすることが出来ます。
中ぶたを強く締めれば密度が高くなりお湯が浸透しにくくなります。
お湯が落ちるまでの時間を長くすることが出来るために濃いめのコーヒー抽出が可能です。
ふたを緩めれば落ちる速度が速くなるためコーヒーが薄くなります。
お好みの濃さは中ブタの強弱で調整してください。
4ベトナムコーヒーの抽出
コンデンスミルクを入れたカップの上ににベトナムコーヒー器具をセットします。
まずはハンドドリップと同様に少量のお湯を粉にかけ粉を蒸らします。20秒~30秒ほど待ちます。
蒸らしが完了したら1人前分のお湯を注ぎ上ぶたをしめます。
5ベトナムコーヒーを飲む
最後の一滴まで抽出し終わったらベトナムコーヒー器具をカップから外します。
その際に使用していた上ぶたは器具を置くための受け皿になります。
抽出したコーヒーとコンデンスミルクをスプーンで混ぜたら完成です。
6 ベトナムコーヒーをアイスコーヒーで楽しむ
ベトナムコーヒーをアイスコーヒーで楽しむ場合は簡単ですよ。
先ほどコンデンスミルクと混ぜたばかりの温かいベトナムコーヒー用意します。
新しいグラスに氷をいっぱい入れ、温かいベトナムコーヒー注ぎます。
数回混ぜて冷たくなったら完成です。簡単ですよね!?
ベトナムコーヒーのまとめ
甘いコンデンスミルクとほろ苦いコーヒーの相性が抜群のベトナムコーヒーはいかがでしたか?
ベトナムコーヒー専用の抽出器具が必要な為に飲むことが出来る機会は少ないかもしれません。
でも最近ではベトナムコーヒーを提供してくれるお店も増えてきてます。
街でベトナムコーヒーを見かけたら一度試しに飲んでみてくださいね♪