コーヒーの産地にニカラグアと呼ばれる国があります。ニカラグアは中央アメリカにあり、コーヒーの生産や輸出は1900年以前から進められているなどコーヒー生産の歴史を持っています。
しかも、中央アメリカの地形や気候を生かせるコーヒー栽培に良い立地でもあります。 比較的小規模な農家も多く存在していることから、最近では注目されています。
今回は日本ではまだまだ知られていないニカラグアのコーヒーとはどのようなものかを解説していきます。
目次
【ニカラグアで収穫されるコーヒー3の特徴】
ニカラグアで収穫されるコーヒーについて覚えておきたいことが3つあります。コーヒーを飲むだけではなく知識もしっかりと付けておきましょう。
《ニカラグアはアラビカ種が中心に収穫される》
一昔前はニカラグアではアラビカ種のみが栽培されていました。しかし、時代の流れとともに少しずつ環境に変化があり今ではアラビカ種以外も栽培されています。
品種によって豆の大きさが異なるなどの特徴はあります。ただ、味わいはニカラグアらしくフルーティーなものが中心ですね。大きな粒でとても珍しいマラゴジッペなどもニカラグアで収穫されるおもしろいコーヒーの一つです。
《コーヒーの格付け》
ニカラグアではコーヒーが栽培された標高で格付けされています。元々は標高の高い場所で栽培されたものほど高い格付けが与えられていましたが、現在ではカッピングによる品質チェックを行い格付けがされています。ニカラグアでの格付けは以下の通りです。
・SHG: (strictly high grown)
・HG: (high grown)
※一般的にSHGが最高の格付けとされています。
《スペシャリティコーヒーも生まれている》
ニカラグアは様々な地域でコーヒーが栽培されています。個性あふれる品質が高いコーヒーを生産している国の一つです。そのため、世界的に認められた高品質なコーヒーを生産する農家が存在しています。
カサブランカ農園はニカラグアの北西部に位置する崖が入り組んだ厳しい山岳地帯にあります。そのコーヒー農園の周辺は自然が豊かで、バナナ、トロピカルフルーツなどを収穫でき様々な動物たちも生息しています。美味しい酸味を味わいたい方にオススメの品種です。
ニカラグアのコーヒーをお取り寄せしたい
ニカラグアのコーヒーはフルーティーな酸味が特徴的でベリー系の甘い杏実と果実感を楽しむことができる品種です。
ニカラグアではコーヒーの栽培が主流ということもあり飲み方に関しては多様化しているようです。例えばブラックで飲むだけではなく、ブリュートニックコーヒーなどの水出しコーヒーをアレンジしたものなども楽しまれています。
基本の味わいをまずは楽しんでもらいたいですが、現地にならって変化をつけた飲み方を試してみるのもおもしろそうですね。ニカラグアのコーヒーを楽しみたい!という方はコチラへ♪