みなさんは普段コーヒーを飲むときどうやってますか?抽出したコーヒーをそのまま飲むブラックコーヒーも美味しいけど、ミルクがたっぷり入ったカフェラテ・カフェオレ・カプチーノなども美味しいですよね。
これらカフェラテ・カフェオレ・カプチーノはエスプレッソという濃縮された少量のコーヒーのミルクを加えたのもなんですけど、明確な違いって知ってますか?普段何気なく注文しているカフェラテ・カフェオレ・カプチーノは見た目が似ているけど、違うんです。
カフェラテ・カフェオレ・カプチーノの違いを覚えることで、今までよりも、もっと好みのコーヒーの飲み方が見つかるかも。
カプチーノ・カフェラテ・カフェオレの違い
とても見た目が似ているカプチーノ・カフェラテ・カフェオレの違いを教えて欲しいという声を多く頂いたので簡単に説明しますね。
イタリアの美味しいエスプレッソを手軽に楽しむことが出来るように、アメリカの西海岸で誕生したシアトル系コーヒーショップが世界中に拡大しています。
そのおかげで本格的なエスプレッソを使用したコーヒーが身近な存在になりました。
そんなシアトル系コーヒーショップではカプチーノ・カフェラテ・カフェオレなどが人気があります。
でも具体的な違いってわかりますか?どれもミルクを使用してるけど、細かな違いは知らない!という方にカプチーノ・カフェラテ・カフェオレの違いや特徴について説明しています。
カプチーノ
イタリア生まれのカプチーノはコーヒー粉を細かくパウダー状まで挽いて抽出したエスプレッソにミルクを加えたものです。
カフェオレやカフェラテとの明確な違いはこのミルクの形状です。エスプレッソマシーンから出る上記でミルクを温めながらあわ立てます。
この泡のキメの細かさが美味しいカプチーノには欠かせないんです。
全体的な比率として、ミルクが70%に対してエスプレッソは30%程度。70%のミルクのうち、半分以上が泡になっているのが美味しいカプチーノのバランスです。
カフェオレ
カフェオレとはどのような物なのでしょうか?
カフェオレはカプチーノ・カフェラテと異なり
エスプレッソコーヒーを使用しません。
ハンドドリップされたコーヒーに暖かいミルクを混ぜたものです。
カフェオレはフランス語で「コーヒー入り牛乳」となります。
エスプレッソに使用する豆は焙煎度が深い為にカプチーノやカフェラテはカフェオレと比べて香ばしさやほろ苦さを感じることが出来ます。
ミルクとコーヒーの比率は半々くらいです。苦いコーヒーがあまり得意ではない!って人にも、とても飲みやすいコーヒーですね。
カフェラテ
カフェラテはカプチーノと同様にエスプレッソコーヒーを使用しますが
異なる点はカフェラテは泡立てずに温めたミルク飲みを注ぎます。
ミルクとエスプレッソの比率は、ミルクが80%に対して、エスプレッソは20%
程度です。かなり、ミルクの味が際立つ飲み物ですが、エスプレッソを使用しているので、ほのかなコクや苦味はカフェラテよりも感じられます。
ラテはイタリア語でミルクの意味なのでカフェラテとはエスプレッソコーヒーにミルクを注いだものです。
カフェラテとカプチーノは泡だてられたフォームドミルクのあるなしが大きな違いですので、飲み口や口当たりに差があります。
カフェラテもイタリアのバールから生まれた歴史のあるメニューです。
カフェラテが生み出されたカフェ!
世界中で人気のカフェメニューのカフェラテはどこで生まれたのでしょうか?
実はカフェラテ発祥の地は、イタリアの水の都と呼ばれているベネチアにあります。
それが世界的に有名なカフェ・フローリアンです。
毎日、世界中から観光客が訪れるほど、人気のあるカフェです。
このお店はカフェラテ発祥の地というだけでなく、世界で一番歴史のあるカフェとしても知られています。
そんなベネチアのカフェ・フローリアンを訪れた際の様子はこちらから♬
→ 世界最古のカフェ!ヴェネチアのカフェ・フローリアンを訪れた♩
まとめ
カプチーノ・カフェラテ・カフェオレはお店によって注ぐミルクの比率・や焙煎度・ブレンドの品種が違います。
どのお店のカプチーノ・カフェラテ・カフェオレも一概に同じ味とはいえません。
いろんなお店を巡ってみて自分好みのカプチーノ・カフェラテ・カフェオレを探すのもコーヒーの楽しみ方の一つですね。