黒く綺麗に光るコーヒー豆には様々な品種が存在します。コーヒーの品種を細かく分けていくと数百種類もあるんです。そんな数多く存在するコーヒーの中でとても珍しいコーヒーがあります。
コーヒーが好きな方であれば、一度は耳にしたことがあるかもしれないピーベリーコーヒーはとても貴重なコーヒーです。
ピーベリーの収穫量が少なく貴重であればその数を増やせば!?と思う方がいるかもしれませんが、ピーベリーは狙って育てることが難しいんです。
そんな不思議なピーベリーコーヒーを紹介します♩
ピーベリーコーヒーとは?
ピーベリーコーヒーはコーヒー全体の収穫量のわずか3%程しか採ることの出来ないとても貴重なコーヒーです。ピーベリーはコナコーヒー、ゲイシャ、マンデリンのような品種のことではありません。
通常のコーヒー豆はコーヒーチェリー1つに対して同じサイズのコーヒー豆が2粒入っています。そんなコーヒーチェリーの約3%程は、まん丸のコーヒー豆が1粒と非常に小さく育っていないコーヒー豆が一粒入っている物があるんです。ピーベリーコーヒーとはこの大きくまん丸に成長したコーヒー豆のことを指します。
通常のコーヒー豆が平らな形をしていることから「平豆」と呼ばれているのに対し、ピーベリーコーヒーは丸い形状をしていることから「丸豆」と呼ばれています。
ピーベリーが採れる理由はコーヒーチェリーが成長する過程でなんらかの突然変異が起きた為と考えられています。
ピーベリーコーヒーが貴重な理由は?
ピーベリーコーヒーは収穫量が少なく本当に貴重なコーヒー豆です。
その為に市場での販売価格も高騰してしまいます。
様々な品種からピーベリーは採ることが出来ます。どの品種においても一度コーヒーチェリーを収穫し精製してから、ピーベリーのみを選別し取り出すという方法がとられています。
このようにピーベリーコーヒーの収穫にはとても手間が掛かることと、収穫量が少ないことから貴重なコーヒーとされています。
ピーベリーコーヒー味の特徴
特にハワイコナコーヒーのピーベリーコーヒーは美味しいので人気があります。程よいフルーティーな酸味が好きな方にはたまらないコーヒーです。
ピーベリーコーヒーは丸い形状をしているので、ロースター(焙煎機)でコ焼くときに焼きムラが出来にくいとされています。
コーヒー豆をムラなく焙煎するということはとても重要です。焼きムラはコーヒーの雑味や味ムラを生み出す原因になります。
ピーベリーの美味しさの秘密は豆の形状にもあるかもしれませんね。
ピーベリーコーヒーのまとめ
ピーベリーコーヒーは全体の収穫量からわずか3%程しか採ることが出来ない貴重なコーヒーです。
個人的にはハワイ島で収穫されているコナコーヒーのピーベリーが一番好きです。
とても貴重なピーペリーコーヒーを見つけたら、是非一度は飲んでみてください!!