最近はインターネットや流通網がどんどん整備されて来ているので、気軽に世界中の美味しいコーヒーを楽しむことができます。特に南米はコーヒーを語る上で欠かせない地域です。
南米の中でもコロンビアはとても品質の高いコーヒーが収穫できる国として知られています。特にコーヒーとの関わりが深く「世界遺産に認定された」コーヒーに関するものがあったりします。
今回はそんなコロンビアのコーヒーの歴史、産地、グレード、特徴などについてご紹介します。この記事を読めばコロンビアの上質なコーヒーが飲みたくなりますよ♬
コロンビアってどんな国?
世界最高峰のコーヒー産地として有名なコロンビアとはいったいどんな国なんでしょうか?
私がコロンビアと聞いてパッと頭に浮かんだのサッカーがとても強い国ということですね。2014年のW杯ブラジル大会ではコロンビア代表のハメスロドリゲスが得点王を獲得しました。
彼の美しいボレーシュートに日本代表も得点を許してしまったのは記憶に新しいですね。彼はそのあとスペン屈指の強豪チームのレアルマドリードに移籍しました。
コーヒーが世界遺産に登録
やはりコロンビアを語る上ではコーヒーを外すことは出来ません。以前、友人からコロンビアのお土産を頂いた時も、コロンビアのコーヒー農園で収穫されたコーヒーとコーヒーの豆や生豆が入っている麻袋を利用して作った民芸品でした。
何と言ってもコロンビアのコーヒーは世界遺産にも登録されています。2011年に「コロンビアのコーヒー産地の文化的景観」として認定されたそうです。コーヒーに関する文化や産地が丸ごと世界遺産になっているなんて、コーヒー屋としても憧れの国ですね。
コーヒーの産地や農園について
コロンビアは世界第二位の生産量を誇るコーヒー大国でありながら、品質がとても良いアラビカ種を栽培する上でも理想的な環境が整っています。コロンビアは日本と比べて3倍以上広く、気候や地質条件からコーヒーの栽培にとても適した国と言われています。
コロンビアのコーヒー作りの歴史は、1800年代後半からタスク峡谷を中心に始まりました。コーヒーの収穫時期は基本的に年に2回とされています。粒が大きいメインクロップは10月~1月まで、粒が比較的小さいミタカクロップは4月~6月までがチェリーの収穫時期です。
各国から輸出されるコーヒー生豆が入ったい麻袋には様々な情報が記載されています。これは国や港ごとに異なります。コロンビアから出荷される麻袋には、上から輸出業者、生産地域、格付け、ICOナンバーが記載されています。ですので、プロはコーヒー生豆が入っていた麻袋を見るだけでいろんなことを知ることが出来ます。
コロンビアコーヒーの特徴と等級について
木の実や樹木を感じさせるようなウッディな香りと柔らかな酸味を持つ品種です。一口飲めばなんだかホッとできるようなコーヒーですね。
コロンビアではとても厳しいコーヒーの格付けを行なっています。そのおかげで品質の高いコーヒー豆のみ輸出することができるんです。
スクリーンのサイズ別に18スクリーンのプレミアム、17スクリーンのスプレモ、16スクリーンのエクストラ、14スクリーンのエクセルソとなっています。一つの基準として13スクリーン以下は輸出出来ないことになっているんです。(ピーベリーコーヒーは別の基準があるので該当しません)
コロンビアコーヒーのまとめ
柿田川珈琲ではコロンビアのスプレモをご用意しております。
このコロンビア・スプレモは一口飲めば樹木や木の実を感じさせるようなウッディ感が楽しめます。そして柔らかな酸味と落ち着いた香りが上品な味わいを生み出します。
このウッディな感じのコーヒーは焙煎の技術が高くないと上手に引き出すことができます。
品種ごとの特徴を引き出すために丁寧に焼き上げている柿田川珈琲のコロンビアコーヒーをお楽しみください。
詳細が知りたい!方は、こちらへどうぞ♬→http://www.kakitagawa-coffee.com/columbia-supremo